お墓の基礎知識
基礎知識トップへ戻る

納骨の三つの方法
 納骨には、大きく分けて次の三つの方法があります。

 第一の方法は、お骨の入った骨壺をそのままお墓の下部にある納骨棺(カロート)に納める方法です。この方法は火葬が一般化したために行われるようになったもので、最近の納骨はこの方法が圧倒的に多くなっています。朝日石材のオリジナル墓石はすべて納骨棺が標準セットされています。

 第二の方法は、骨壺から遺骨を取り出して白布または白布で作った袋に入れるというものです。そして表に戒名を書き、納骨棺(カロート)に納めます。この袋は「お骨経袋(おこつきょうぶくろ)」と言われ、その中に経文を書いた布を入れる事もあります。
 この方法は、改葬の時、長い間の土葬で遺骨がなくなってしまい、その代わりに土を納めるのにも用いられます。この方法は土葬の 二次葬的な風習を残したものともいえるでしょう。二次葬というのは、土葬して二、三年経ってすっかり白骨化した骨を再び引き上げて 法要を営んで埋葬するというもので、今でも沖縄や中国地方の一部に残っている風習です。

 第三の方法は、お骨を骨壺から取り出してそれをそのまま納骨棺(カロート)に撒くものです。骨壺からお骨を全部空けて納骨棺に撒くやり方と、もう一つは火葬場のお骨揚げと同じ要領で参会者が一人ひとり箸で骨壺からお骨を取り出して撒く方法があり、地方によって異なってきます。散骨の一形態でもあり、土葬のなごりでもあります。納骨棺の底が土のままになっている場合には、お骨は文字通り土に還る事になります。「自然に還る」という事を強く意識したやり方でしょう。

 納骨の方法は、地方によっても細かい部分で異なる場合もあります。その地方と異なる方法で納骨して欲しい場合は、寺院とよく相談したうえでやりましょう。
 

次ページ 「建墓の時期と寿陵(生前墓)」 へ

copyright (C) 朝日石材株式会社 All Rights Reserved.