葬儀の基礎知識
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一般弔問客のマナー

1.参列の準備 2.一般参列者の服装 3.香典
4.香典袋の上書き 5.香典の金額  

参列の準備
 葬儀はもともと死者を葬るための儀式で、告別式は故人にゆかりのある人が故人に別れを告げる儀式です。しかし、葬儀と告別式を伴せて行う事が一般的になっています。葬儀には余計な持ち物を持っていかないのがマナーです。コートやショール、帽子などは受付に着く前に脱いでおき、記帳の前後に受付の荷物係に預けます。

 葬儀は決められた時間通りに始まります。定刻の十分ぐらい前には式場に着き、受付で記帳を済ませ、式が始まるのを待ちます。葬儀に参列したら告別式も参列すべきですが、時間の都合で葬儀のみ出席する場合は、末席に着き、そっと席を外すようにしましょう。

 式場で、遺族と目が合ったりすれ違ったりしたら、軽く会釈するだけにとどめます。わざわざ遺族の所に行って挨拶するのはかえって非礼となります。会葬者同士も、互いに会釈する程度にとどめます。
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一般参列者の服装
 葬儀・告別式での一般参列者の服装は、遺族の喪服よりも格を下げるのが礼儀とされています。

 仕事中、勤務先から葬儀場へ向かう場合は、平服でもかまわないとされていますが、あらかじめ、黒か濃紺の地味なスーツを着て、黒いネクタイを用意して出勤し、参列時に黒のネクタイを着用して臨めば失礼にあたりません。一般的に故人に対する悲しみの気持ちを込めて、黒のスーツに黒のネクタイ、黒の靴と靴下と
いった略式の喪服で参列する人が多いようです。

 女性の場合、和服では略式の喪服、洋装では黒のブラウスとスカートの組み合わせや、グレー、紺など地味な色のシンプルなスーツやワンピースの平服でも良いとされています。原則としてアクセサリーはつけませんが、真珠の白か黒の一連のネックレスや、一粒イヤリングまでは許されます。香水も葬儀の場にはふさわしくありません。
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香典
 香典は、仏式の葬儀で故人に手向ける香を持参する代わりに香の代金を包むものです。香典にはまた、喪家の葬儀費用の負担を少しでも軽くしようという相互扶助の思いも込められています。

 香典は、通夜か葬儀・告別式のどちらかに持参し、受付に渡します。通夜の時に受付がなければ霊前に供えるか、遺族に手渡します。その際、バッグや背広のポケットから取り出してそのまま差し出すのは失礼にあたります。あらかじめ小さめの風呂敷かふくさに包んでおき、包みを解いて差し出すのがマナーです。
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香典袋上書き
香典袋の上書きには宗教によって異なり、仏式では「御香典」「御香料」などです。「御仏前」は故人が仏様になった後の喪明け後の法要用なので注意します。神式では「御榊料」「御玉串料」などです。キリスト教のプロテスタントは「御花料」、カトリックは「御ミサ料」と書きます。故人の宗教が分からない時は「御霊前」とします。

 上書きは薄墨を使い、楷書で書きます。市販の薄墨筆ペンを利用すれば便利です。氏名は、香典袋の下中央に、連名の時は目上の人を筆頭に、目下の人を左に書きます。香典袋の中袋か裏には、遺族が後で整理知る事を考えて、住所と名前を忘れないように書きましょう。また、中袋の表に「金○○円」と金額を書く事も大切です。

 職場の同僚や上司などの家族に不幸があった場合、職場の仲間など複数で小額ずつ出し合ってグループで香典を包むケースがあります。その際の香典の上書きは「○○従業員一同」「○○課一同」などと書きます。
 二、三人連盟の場合は目上の人を筆頭に書き、以下左に書いていきます。四、五人以上の場合には上書きには代表者名と「外」もしくは「外一同」と書き、中袋の表に全員の名前を五十音順に連記します。
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香典の金額
 香典として包む金額は、故人や遺族とのお付き合いの程度、地域などによって異なり、だれしも頭を痛める点です。下記の表は鹿児島県内での一般的な香典額ですが、あくまでも目安です。その地域における相場を年配者などから聞いて参考にするのが賢明です。

鹿児島県内の香典金額

両親 10万円
兄弟姉妹 3万〜5万円
祖父母 1万円
おじ・おば 1万円
その他親類 5千〜1万円
上司・部下・同僚 3千〜5千円
 これらの家族 3千〜5千円
友人・知人 5千〜1万円
 これらの家族 3千〜5千円
隣・近所 3千〜5千円

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