| 1.仏式・焼香 | 2.焼香の仕方 | 3.神式・玉串奉奠 |
| 4.キリスト教式・献花 | 5.弔辞を頼まれたら | 6.弔辞の内容 |
| 7.弔辞を読むとき | 8.火葬場へ同行 | 9.弔電を打つ |
| 10.供花 | 11.法要に招かれたら | 12.年賀欠礼状 |
| 仏式の通夜、葬儀・告別式などでは、遺族、会葬者による焼香が行われます。焼香に使われる香には抹香と線香の二つがあり、一般的には通夜式には線香、葬儀・告別式には抹香をたく事が多いようです。
焼香には、立ったままの立礼焼香と、座ってする座礼、式場が狭い場合に香炉を回して行う回し香がありますが、いずれも基本的な手順は同じです。 |
| ▲TOP |
| 抹香で焼香する場合、会葬者は順番がきたら次の人に軽く会釈して霊前に進み、遺族に一例した後焼香台の前に立ち、遺影を仰いで深く頭を下げます。この後、香を少しつまみ香炉の上に静かに落とします。抹香をつまんだ後、目の高さにささげる場合もありますが、浄土真宗ではしません。焼香が終わったら合掌して礼拝し、前向きのまま下がり遺族に軽く会釈して自席に戻ります。 線香を上げる場合、ろうそくの炎で線香に火をつけ香炉に静かに立てます。線香の炎を消す時に息を吹きかけるのは禁物です。この後合掌して抹香の時と同様に自席に戻ります。浄土真宗では線香は立てずに香炉に寝かせて置きます。 抹香をたく回数、線香の本数は宗派によってことなります。浄土真宗の場合は抹香は一回、線香も一本です。真言宗は抹香が三回、線香も三本、日蓮宗、浄土宗その他は抹香が三回、線香が一本です。参列者が多い時は抹香は一回でもかまわないとされています。 回し香の場合も、立礼、座礼と同じ手順で行います。香炉を受け取たら正面に置き軽く目礼をして香をたき、合掌、一礼してから次の人に回します。 |
| ▲TOP |
| 神式の葬儀では、仏式の焼香にあたるのが玉串奉奠(たまぐしほうてん)です。サカキの枝に「氏垂(しで)」と呼ばれる紙片をつけた玉串をささげ、故人を悼みます。
玉串奉奠では、自分の順番が来たら祭壇の方に進み出て遺族と神職に一礼し、神職から玉串を受け取ります。玉串は根元の方に右手を上からかぶせ、左手は葉先を下から支えるようにして受け取ります。 玉串を受け取ったら、玉串を置く台(玉串案)の前に進み、玉串の根元を手前に向けて胸の高さで持ちます。次に根元を左手に、葉先を右手に持ち替えた後時計回り(右回り)に回転させて根元を祭壇に向けます。 玉串を台に置いたら深く一礼し、二拍手した後さらに深く一礼してそのまま数歩下がり、遺族と神職に一礼して自席に戻ります。神式で「二拝二拍手一拝」が拝礼の基本です。ただし、葬儀の時の拍手は「しのび手」といい、両手が触れる寸前で止めて音を立てません。しのび手でお参りする期間は地域差がありますが、五十日祭が終わるまでが多いようです。 |
| ▲TOP |
| キリスト教は死を「神に抱かれる希望」と考え、通夜や葬儀は神への祈りと残された者への慰めを中心に据えます。経験がない参列者にも配慮し、手順や意味を解説しながら進めます。また日本のキリスト教では、日本の習俗にならって献花をします。通夜や告別式で白いカーネーションや白菊などを霊前に捧げ、故人から生前受けた厚意に対する感謝、愛情や友情の証として祈りを込めて行います。 キリスト教の葬儀では細かい作法はこだわりません。遺族が神父か牧師と式の方法などについて綿密に話し合い、故人にふさわしい式にするため柔軟な姿勢で臨みます。したがって献花の方法にも定めたれた形はありません。自分の番が来たら祭壇の前に進み、遺族や神父、牧師に一礼した後、係りの人から花が右手側に来るようにして受け取り、花の根元を祭壇に向けて置きます。 |
| ▲TOP |
| 弔辞を頼まれたら断らずに受けるのが故人に対する礼儀です。長さは3分間、四百字詰め原稿用紙三、四枚程度を目安にまとめます。 弔辞は遺族に保管されますので、あらかじめ下書きし巻紙に毛筆で清書するのが望ましいでしょう。薄墨の楷書体で書き、文末の方から紙を巻いて奉書紙で包み「弔辞」と上書きします。友人などの弔辞では、無地の便箋に書いて、縦長の白封筒に入れる略式でもかまいません。 |
| ▲TOP |
| 弔辞の内容は、故人の生前の人柄や業績をたたえて追慕と感謝の気持ちを伝え、冥福を祈るとともに遺族への慰めと励ましの言葉をかけるというのが一般的です。 1. 故人の訃報に接して驚いた事 2. 故人と自分との関係や思い出、追慕の気持ち 3. 故人の経歴や功績、人柄をたたえ感謝を表す 4. 遺族へのお悔やみと励ましの言葉 5. 故人へのお別れの言葉―といった流れになります。 あまり力まず、故人の人柄をほうふつとさせるような思い出やエピソードを中心にまとめた方がいいでしょう。決り文句もあまり使いたくないものです。死亡原因についてはあまり詳しく言及しないのが礼儀です。 忌み言葉には特に注意を払います。「かさねがさね」「くれぐれも」などの重ね言葉や「再三」「幾重にも」など、不幸が度重なる事を連想する言葉は避けます。宗教による用語の違いにも気をつけます。 |
| ▲TOP |
| 司会者に指名されたら静かに祭壇に進み、遺族に一礼した後、遺影に一例してから包み紙から弔辞を出します。読む時は故人に語りかけるような調子で読んでいきます。「謹んで○○さんに申し上げます」といった呼びかけの言葉で始まるケースが多いようです。
弔辞を読み終わったら巻紙を巻き直して包み紙に納め、上書きの文字を遺影に向けて祭壇に置き、遺影と遺族席にそれぞれ一例して自席に戻ります。 |
| ▲TOP |
| 火葬場には喪家、近親者の他故人と特に親しかった友人・知人などが同行します。遺族に同行を依頼されたらできるだけ行くのが礼儀です。また依頼されなくても同行を希望する人は、車などの都合がありますので早目に遺族や世話係に連絡して承諾を得ておきましょう。 |
| ▲TOP |
| 遠方のためどうしても都合がつかないとか、病気で寝込んでいるなどの理由で葬儀・告別式に参列できない場合、とりあえず弔電を打ちます。しかし、弔電だけで済まさず、後日遺族の都合をうかがってできるだけ出向きたいものです。
弔電は局番なしの「115」に掛けて弔電と伝えれば受付けてくれます。弔電の宛名は喪主で差出人はフルネームとします。弔電の例文も用意されており、弔電用の特別紙に入れて配達してくれます。弔電文の長さや、表紙の種類によって値段が異なります。料金は加入電話番号を告げると後日NTTより加入電話代に加算されて請求が来ます。 |
|||||||||||||||||||||
電報受付ホームページ『D-MAIL』
|
|||||||||||||||||||||
慶弔漢字電報料金表
|
|||||||||||||||||||||
| ▲TOP |
| 故人を偲んで贈られる花の供花(くげ・きょうか)には、生花と花環があります。贈る場合には、事前にその意思を遺族などに相談しましょう。 生花を贈る場合には、早目に生花店か葬儀社に連絡し、通夜の時間に間に合わせるようにします。また花環はスペースを取るため、住宅の密集した都市部では辞退される傾向があります。遺族か世話役代表に相談し確認しましょう。 葬儀や告別式に時間的に間に合いそうにない時は、初七日や四十九日にあわせて自宅に生花を届けたほうが喜ばれる事もあります。 生花は一万円から二万円、花環は一万円からが一般的です。宗教によっては生花の種類などに限りがありますので、注文の際に気をつけましょう。 いただいた場合には、供花・供物帳に記入しておきます。また供花や供物を辞退する場合は、その旨を事前に知らせるようにします。 |
| ▲TOP |
| 法要は招待があった時だけ出席します。法要に招かれたら、できるだけ出席するのが礼儀です。返事もなるべく早く出します。やむを得ない事情で欠席する場合、できるだけ早くおわびの言葉を添えて欠席の返事を出します。招待がなくてもぜひ焼香したい時は、日を改めて事前に連絡してから伺います。
法要に参列する時は、仏前に供える供物の代わりとして供物料を持参します。金額は地域、招かれた時間帯などによって異なります。食事時に招かれたら、香典の五〜七割増が目安です。仏式では「御仏前」「御供物料」「御香料」、神式では「御玉串料」「御神饌料」、キリスト教式では「御花料」などと上書きします。 法要に出席する時の服装は、一周忌までは男性は略礼装かダークスーツに白ワイシャツ、黒ネクタイ、黒靴下。女性は略礼装。一周忌後は男性はネクタイ、靴下を地味なものに、女性は地味なスーツやワンピースなどにします。 |
| ▲TOP |
| 年賀欠礼状を受け取ったら、それに対するお悔やみの便りを出すか、十二月十五日過ぎに寒中見舞いとして喪中見舞いの便りを出すかするといいでしょう。
喪中と知らずに年賀状を出し、その後に欠礼状を受け取ったら、郵便局に取り戻し請求を出し相手に届かないようにする事ができます。配達後の場合は、丁寧にわびるとともに、お悔やみの言葉を伝える便りを出した方がいいでしょう。 |
| ▲TOP |